サラリーマン術

ファッションに学ぶSDGs〜【前編】サスティナブルじゃないとダサいという感覚〜

今のところ激太りを抑えられております。
サラたのブログ、だいちゅんです。
通常の土日休みの日は大体500g/日増加ぐらい体重増えてしまいますが(; ̄ェ ̄)
この夏期休暇に入って100〜200g/日増加に抑え込めている!
気になるのは、毎日少しづつちゃんと増えていること(笑)

筋トレしよう!

今日と明日は、私の中で最近熱いファッション業界のSDGsについて前後編で行きたいと思っています。
前編の今日は、“サスティナブルじゃないとダサい”について。

これは、プロセスエコノミーの書評(21-08-03記事)でも少し触れましたが、今の世の特に若者がサスティナブルを求めている事実をどう受け取るのか?
この辺の感覚を持ち合わせてないと、乗り遅れそうだなと思いましたので、「世界はそんな風に動いてるんだ、へー」と思って頂ければ幸いです。

それでは行ってみましょう!!

ファッションに学ぶSDGs〜サスティナブルじゃないとダサい〜

SDGsとは?

そもそも“SDGs”とは何だっけ?と復習しておきますと

SDGsとは…
Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)
2015年09月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標。
17のゴールと169のターゲットから構成されており、地球上の『誰1人取り残さない(leave no one behind)』ことを誓っている。

日本では環境系の問題に対して“SDGs”を耳にする機会が多いように感じますが、SDGsは貧困・飢餓・健康・教育・安全な水・エネルギー・働きがい・経済成長・街つくり・気候変動・海の話・陸の話 等々と誰1人取り残さないと言うだけあって、守備範囲が全方位になってて、各テーマに対して目標とターゲットをうたっているモノになります。

私もこの記事を書くにあたって改めて眺めてみましたが、各項目に対するターゲットは意外と具体的に書いているところも多々あり、

例:ターゲット1.1
2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる

例:ターゲット1.2
2030年までに、格好くの定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、全ての年齢の男性、女性、子どもの割合を半減させる。

と、本気度がうかがえます。
定量的じゃないターゲットは、期日が来た時に評価が曖昧になってしまうので、本気じゃないのかなと感じたりしますが、SGDsは全部じゃないですが定量的にターゲットを決めている部分があるので、本気の活動と感じます。

上記を受けて、各国や各団体が「SDGs!SDGs!」と言っており、ちょっとしたブームの様になって企業側も(そこまで乗り気じゃないけど)SDGsと言っているように見えますがそうじゃないんです。

「サスティナブルじゃないとダサい」って、世の若者が言っているんです。
「サスティナブルじゃないと買わない」って、若者たちが発信しているんです。
そして、「サスティナブルじゃないファッションの芸能人・著名人をフォローしない」という行動を、若者たちが起こしているんです。
(※日本じゃそんなに感じませんが、世界の若者はそんなムーブメントを起こしています)

だから、企業側もサスティナブルに取り組まないと、そもそもモノが売れなくるので取り組みを加速させる、且つ、その活動をアピールしているんです。
そして、芸能人・著名人は意識的にサスティナブルなファッションを取り込み、有名ブランドもサスティナブル全開のファッションを作るんです。

この辺の動きはアパレル業界だけの動きではありませんが、アパレル業界はやっぱり身近だし、わかりやすいのでソコからの学びを紹介します。

サスティナブルなファッションとは?

そもそも、サスティナブルなファッションとは何でしょうか?
環境にいい感じのファッション??って感覚かと思いますが、SDGsが全方位型の開発目標であるように“サスティナブルなファッション”も全方位です。

■制作工程で環境汚染をしていないか?
→天然繊維の環境負荷:栽培時の水の消費・化学肥料による土壌汚染
→合成繊維の環境負荷:石油資源の使用・工場でのCO2排出
■大量廃棄前提のサイクルになってないか?(大量生産・大量消費)
■廃棄方法が可燃ゴミとなってないか?
→可燃ゴミはその後埋め立て処分され良いことなし
→古着として販売や資源回収が望ましい
■制作工程で働く人の環境・待遇は劣悪ではないか?

上記だけではありませんが、上記のような視点でサスティナブルなファッションが定義されます。

まとめるとサスティナブルなファッションとは、衣類の生産から着用、廃棄に至るプロセスにおいて将来にわたりサスティナブルであることを目指し、生態系を含む地球環境や関わる人・社会に配慮した取り組みのこととも言えます。

ファッションと言いながら、衣服の捨て方や広義的には衣服の所持の仕方まで含まれるので、もう“生き方”みたいな話です。
(クローゼットで何年も着てない服が存在することも、サスティナブル的にはNGらしいです)

で、欧米の若者はサスティナブルじゃないファッション≒生き方は「ダサい」って言っているんです。
これは、すごいことですよね、ホント。

サスティナブルな著名人たち

元々、レオナルド・ディカプリオさんとかは環境問題に関心があって、確かプリウスに乗っているとかニュースになってたりしますよね。

世界が注目するアカデミー賞の授賞式ともなると、女優の方々の晴れやかな衣装が注目されたりしますが、こちらももちろんサスティナブルなものばかり。

2020年のアカデミー賞を例に見ると
・ビンテージドレス
・アーカイブにあるデザイン(2013年春夏コレクションから)
・過去の映画祭で来たドレスをもう一度着る
・過去に着用したドレスの切れ端で新たに作る
・サスティナブルな素材(環境負荷低い素材:オーガニック栽培やリサイクル素材)で作られたスーツやドレス
等々

サスティナブルじゃないとCoolじゃないよね!と、若者のムーブメントに芸能の世界も動いている。

これは、ファッション・アパレル業界の話ではありますが、今や、アウトプット:完成品のクオリティーだけでの勝負ではなく、その制作過程や廃棄に至るまでの過程:プロセスが重要視されてる時代です。
アウトプット・エコノミーからプロセス・エコノミーへ!

次回は、ファッションから学ぶSDGs後編として、『ファストファッションからの学び』を共有したいと思います。
次回もお楽しみに!!

Good−Luck!!

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今日のまとめ

・SDGsは偉い人だけが言っているムーブメントじゃない、若者がサスティナブルじゃないと「ダサい」と言っている!
・サスティナブルとは環境のことだけでなく、そこで働く人や経済のことまで全方位型の目標!
・サスティナブルじゃないと、ダサいだけじゃなく、もう売れない・フォローされない時代が来ている!