我が家で、ポップコーンが流行っています。
サラたのブログ、だいちゅんです。
コストコのKIRKLAND ブランドの“ポップコーン” 1,628円(税込) 44袋(4.1kg)がコスパ最強。約40円でレンチンの出来立てポップコーンが食べれる。
そして、レンチン前のポップコーンはもちろん小さいので、場所も取らない。
4歳の次男がハマって、3日に1度くらい食べます(笑)
さて、ご無沙汰しておりました🙇♂️
夏期連休も終わり、仕事のリズムに身体が慣れず、夜は一瞬で爆睡の日々でした。
今日は、『「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』(坪田信貴 著)の紹介をしたいと思います。
夏期連休で毎日子供と接してて、子供への自分の声かけが適切なのかな?とちょっと考えてた時に見つけた本でドストライクっぽかったので、購入して読んでみてますが(現在進行形)、思った通りのドストライク本でした。
上記の様な悩みを少しでも持っている方は一読の価値があります!
子育てや、人財育成へ気づきが1つでもあれば幸いです。
それでは行ってみましょう!!
目次
書評『「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』坪田信貴著
坪田さんの紹介
坪田信貴さんをご存知の方もいらっしゃるのでは?と思いますが、坪田さんは「ビリギャル」の著者ですが、「子別指導」で多くの子供達の能力を引き出し、偏差値を急激にあげられております。
最も有名なのはベストセラーにもなっている『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』かと思います。
そもそも、子供の塾の講師をしている坪田さんは「勉強しなさい」とか「やる気だそう!」とか言わないそうです。
その言葉を使わずにどうやって、子供達に勉強のやる気を出させるのか??
それは、“ワクワクする将来を想像しやすい言葉”をかけてあげるそうです。
坪田さん「慶応に行ったら、慶応ボーイがいるよ」
ビリギャル「知ってるよ、櫻井くんとかでしょ?でも、私、超バカだよ。慶応目指すとか行ったら、馬鹿にされるよ」
坪田さん「じゃあさ、そんな君が慶応受かったら、超ウケない?」
ビリギャル「超ウケる!」
こうして、ビリギャルは笑いながら、慶応を目指すことを決めたそうです。
恐るべし、坪田さん…!
そんな坪田さんが、子育てに悩む日本の親に向けた本を最近出版されたのがこの『「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』です。
「子供の将来の可能性を広がたい」と思わない親はいない中で、親の言葉が子供の可能性を狭めてしまったり、自己肯定感を持てなくなったりしてしまう。
こんな場面で〇〇と言ってしまいがちだけど、そう言った場合は××と言った方が良いよ!という例と解説が28例出てきます。
「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない について
“消極的道徳”と“積極的道徳”
ちょっと話は変わりますが、そもそも、日本人的思想は“消極的道徳”と言われています。「私が手を出すことで逆に迷惑をかけるかもしれない」と思って、手を出さない傾向が正に消極的道徳です。
礼儀正しさや規律・ルールを守ること自体は悪いことではなく、日本人の良いところです。が、やっぱりルールにないことを積極的にやらない様な傾向は強いと思います。
これはサラリーマン的に言うと、『マニュアルがないと動けない』だったり、『自分の業務範囲のことしかやらない』だったりに繋がってたりするかと思います。
この点が、世界だと“積極的道徳”スタイルが一般的で、いわゆる『困っている人を見かけたら助けよう!』がスタンダードなんです。
『「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』のデメリとは??
日本人の“消極的道徳”を生み出しているのが「人に迷惑をかけるな」という言葉とも言えます。
みなさん、1度や2度じゃないくらい言われたことあると思いますし、人によってはよく言ってしまっていると思います。
この言葉自体はそんなに悪いことじゃないように感じますが、どんなデメリットがあるのか??
それは「人に助けを求められなくなる」です。
今の時代、自分の力だけで生きていけることはほぼ無いし、仕事をするにしても誰かの協力を得ないといけない。
そんな時代を生きていく上で、「人に助けを求められなくなる」って言うのはかなり致命的だし、本当に行きにくい世界になっていきますよね。
そんな世界にしない為にも、「人に迷惑をかけるな」ではなく「迷惑はお互い様。困っている人がいたら助けよう」と言いましょう!
「迷惑をかけて助けてもらった分、今度は誰かにお返ししよう」と言う精神。
“Pay forward”の世界ですね。
サラたの的補足(サラリーマンシーンに横展)
私も会社でチームリーダー的なポジションをやらせてもらっていますが、報連相を根付かせるのが結構苦戦したりしてます。
報連相、特に相談が苦手そうな子と“なぜ相談しにくいのかな?”と色々話をしたときに
「周りに迷惑をかけたくない」
と言っていたのを思い出しました。
その時は、私の中で“相談しない”=“迷惑をかけない”はしっくり来てませんでしたが、この本を読んで「そう言うことか!!」と唸りました。
“人を巻き込む(周りの人に相談する≒迷惑をかける)”ことで、問題が早期解決したり、気づきがあったりして、結果的に大問題に発展せずに解決して“迷惑をかけなくなる”っていうことにもなるので、『どんどん迷惑をかけていこう!』って言う方が良いのかな?
これも何か少し違う気がしますが、つまりは坪田さんが言われる通り
「迷惑はお互い様。困っている人がいたら助けよう」
これが良い落とし所なのかなと納得できました。
また、若者がせっかく相談してきた時に、先輩方が
「マニュアル見たんか?」
「過去事例調べたか?」
とか、第一声に言っちゃうと一気に萎んじゃうので、その際は
「どこがわからなかったのか?どこに苦戦しているのか?」
(そもそもマニュアルがどこか分からない?見ても意味が分からない?マニュアルじゃ解決しない事例等々)
悩みを噛み砕いてあげながら、ホントの悩みをティーチングじゃなく、コーチングするのが今の時代に会っているんだろうなと思いました。
子育て用に買ってみた本ですが、会社の人財育成的にもドストライクな本でした。
“困ったら、迷わず周りに助けてもらおう!
そして、困っている人がいたら、率先して助けよう!”
Good−Luck!!
このブログが良いねと思ったら“👍ボタン” “コメント”いただけると嬉しいです。
Twitterも活用しておりますので、フォローいただけると嬉しいです。
ブログ記事の更新情報や、何か学びのあるTweetを2〜3ツイート/日しております!
私のツイートに興味ある方は是非フォローください!
・坪田さんの『「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』は子育て、人財育成に悩む方にオススメ!
・「迷惑をかけない=人に頼らない」になるので、生きにくい世界になりがち!
・助けてもらった分、今度は自分が他者を助けるサイクルが良い!